
トランプ政権の排除政策によって、米中貿易戦争の煽りを受け、厳しい禁輸措置にさらされたHuawei。しかしながら、G20後の雪解けムードで、一気に復活かとの機運が高まっているものの、そう事態は甘くないようだ。このほど米商務省のWilbur Ross長官は、引き続きHuaweiが輸出規制リスト(US Entity List)に入っており、暫定的にライセンスを発行しているにすぎないと説明。米国家経済会議(National Economic Council)のLarry Kudlow議長も、制裁復活を示唆する発言をしており、当面は取引停止延長の90日ライセンスが消える8月19日以後、どのような対応となるかに注目が集まっている。今後の米中協議が不調に終われば、またもや完全排除が発動されるやもしれない!